ブラウンズフィールドのスタッフたちが想ったこと、体験したことを徒然に綴ります。
'11年12月29日 ごぼう
ご近所さんの畑にごぼうを収穫させていただくことになりました。
人生初めてのごぼう掘り、何を用意していいかよくわからず、とりあえずシャベルを持参。
掘ってみると、想像よりも大変な作業であることが分かりました。
品種は不明とのことでしたが、普段目にする細くてまっすぐなごぼうと違って、太く、細い根っこがいくつも生えているものもありました。
なるべく折らないようにするには、少しずつ掘り出さなくてはならず、ハンドレーキと小さなスコップを取りに戻りました。
土を削っていくと、だんだんとその全貌が明らかになってきます。
ココまでくると、野菜の収穫というより発掘作業です。
1mほども掘ったでしょうか。
折れてしまったところもありますが、立派なごぼうが穫れました。

実はこの畑の持ち主は今月最初に他界されました。
主人を失った家にはご親類の方々が荷物の整理や掃除などで、日々忙しくしていらっしゃいます。
生前、田畑で一生懸命働いていらしたAさんは、いつも私たちにアドバイスをしてくださいました。この畑で取れた収穫物を持ってきてくれることもありました。そして、その野菜はどれもとても美味しかったです。
良く手入れされた畑に残る野菜たちを忍びなく思ったのか、この日、ご家族の方が「供養と思って(野菜を)持っていってください」と誘ってくださいました。
詳しく聞くと、このごぼうは奉納などにもよく使われる種類だということでした。
早速、泥を落として、夕食へ。
その味は、甘くて優しく、滋養がとてもありそうでした。
Aさんは、きっと天から今日の畑の様子を伺っていたことでしょう。
美味しくいただきました、ありがとうございます。

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